古紙を溶かし、取り出した繊維を固め、形成する。どの工程をとってみても、紙作りには大量の水が必要とされます。
富士山の麓で生まれ育った私たちにとって、自然環境は心を和ませる存在であるだけでなく、
清らかな水を擁する大切な資源でもあるのです。
このような背景もあり、私たちは常に環境を見つめた紙作りを行って参りました。
昨今問題にもなっておりますエネルギーコストの削減にも重きを置いた、
最先端技術を積極的に取り入れ、時代の変化やお客様のニーズに対応すべく、日々体制を整えております。
新聞や雑紙など再生紙の原料となる古紙を回収します。
古紙を溶かし、紙の原料となるパルプを取り出します。
古紙パルプに付着しているインクや異物を取り除きます。
古紙パルプを網状のワイヤーの上に流し込み、
余分な水分取り除きます
紙をロールでプレス脱水し、ドライヤーで乾燥させます。
完成した紙を巻き取り、注文寸法にスリットし、
包装して完成となります。
再生紙の製造工程で発生した排水やペーパースラッジなどは、工場内の処理設備によって処理され、環境負荷の軽減に寄与しています。